平井拓郎

TAKURO HIRAI

平井拓郎

  • ロックバンド juJoe(ex.QOOLAND) ボーカル・ギター
  • 作家
  • YouTube「バンドマンしか知らないセカイ」運営
  • 兵庫県出身

BIOGRAPHY

僕は20代を、QOOLANDというバンド活動に費やしました。まわりの方々のお力添えもあり、大型フェスやメジャーデビューなど、自分だけでは届かない経験をさせてもらえたと思っています。

30代に入ってからは、音楽で身につけた「人に伝える」技術を、別の場所で使うようになりました。バンドマンたちと事業を立ち上げ、経営にも携わっています。20代で味わったことを小説にしたら、何の間違いか映画化にまで至りました。

バンドマンとして生きてきた僕の日常は、そこにいない人からすると滑稽かつ面白いようで、「少し役に立つ話だ」と言ってもらえることが増えました。それで試しに始めたのが、YouTubeでの発信です。

いちばん苦しかった時期と、そこで学んだこと

中高生の僕が叶えたかった夢は、「何となくふわっと音楽で生活できればいいなぁ」というものでした。武道館や東京ドームのようなサイズ感ではなかったのです。おそらく僕は人生に「勝ちたい」のではなく、「ただ助かりたかった」のだと思います。

そして、その夢は叶いました。バンド活動にお金はかからないようになり、「食えるっちゃ食えるけど」ぐらいのラインまでは行けたのです。ただ、その中身は違います。メンバー間の温度差があり、事務所との軋轢があり、「売れる曲」と「やりたい曲」はズレていく。次のリリースの数字感やノルマもついて回ります。到底「助かった」と言えるカタチではありませんでした。

そこで学んだのは、外から見える景色と、中にいる人間の景色は別物だということ。成功も失敗も、当事者にしか分からない解像度があります。理想を叶えるために必要なことの手触りも、触れてみないと分からない。そして「助かりたい」という考え方で生かしてもらえるほど、甘くもない世界でした。

「勝たないと助からない」。そのレベル感は、身を通して体感したものです。ただ「勝つ」というのは、一発逆転で何とかなるものではありません。日々小さなことを積み重ねて、「ほんのり優勢」ぐらいの戦いを続けていく。そういうことなのかもしれません。

大切にしている考え方

情報の交換ではなく、情緒の交換

歌や話芸、執筆、経営、情報発信を通して「他者に伝える」ということを、ずっとやってきました。コミュニケーションは情報ではなく、情緒の交換に至らないと相手に届きません。そしてそこには、自らをさらけ出す行為が欠かせないのです。

他者と交流するとき、「角を立てないようにしよう、怒られないようにしよう、助かろう」という心構えだと、つい情報を頼ってしまいます。それでは、誰かの心を動かせません。勇気を出して情緒を届けることを、いつも心がけています。

CAREER

  • 2013ROCK IN JAPAN FESTIVAL 出演
  • 2014ROCK IN JAPAN FESTIVAL/COUNTDOWN JAPAN 出演
  • 2016ユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー
  • 2016ROCK IN JAPAN FESTIVAL 出演
  • 2018juJoe 結成
  • 2021小説『さよなら、バンドアパート』出版
  • 2022同作 映画化
  • 2024YouTube「バンドマンしか知らないセカイ」開設

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